６月２７日（金）−２８（土）　　自宅〜道の駅「なるさわ」〜ＰＩＣＡ富士西湖

　

　今回のキャンプの目的は、先日衝動買いしたゴムボート、いや、「インフレータブルカヤック」に乗って遊ぶ事。普通、数万円もする物らしいが信じられない値段で売っていたのでつい、買ってしまいました。安い分だけかなり不安でしたが、やってみて自分に合わない遊びだったら諦めもつきそうだったので、とりあえずチャレンジです。もちろん、海や川など初めてで乗れるわけもなさそうだったので、湖を選びました。色々ネットで検索すると「西湖」がよさそうだったので、『ＰＩＣＡ富士西湖』を予約。「ハッピーフライデー」というサービスがあり、土曜日宿泊者は金曜日の宿泊代無料で２１時までチェックイン出来るとの事。こりゃ使わない手は無い！という事で、２７日１８時に自宅を出発。ところがパパのルート選択ミスの為、河口湖インターを降りた時は２１：３０になってしまい、結局「道の駅なるさわ」の駐車場で朝を待つことに。しかし、中央道の小仏トンネル手前の登り坂は参った・・・。小雨の中、一人の青年らしき人がベンチでクラッシックギターを爪弾いていて、その音色を聞きながらとてもゆったりした気分でお酒を少し飲んで、程なく就寝。
　翌朝は６時に子供に起こされ、綺麗な富士山の景色を期待しましたが、残念ながらどっぷりの曇り時々雨でした。７：００からチェックイン出来るとの事なので、早々と出発しキャンプ場で朝食を取る事に。とっとと朝食を済ませ早速湖畔へ下見に。え？こんなとこから出航ですか？って感じで、サイトからも結構遠かったので向こう岸に見える広い湖畔へ車で移動。早速箱から初めて出して説明書を読む。いざ、空気を入れようと思ったら、なんと雨が・・・・・。いじけ気分で撤収し、近場の「風穴」へ。子供達はキャンプ場で自転車乗る事と、お友達を作ることしか頭に無いようなので、キャンプ場へ戻ります。午後になると雨も落ち着き、いよいよキャンプ場で再チャレンジです。奥のサイトのキャンカー乗りの方に「これからですか？風は大丈夫ですかね？スタッフに聞いたら風向きが危ないって言ってましたよ。」と脅かされたが、しったかして「いや、とりあえず上（カミ）に向かって漕いでみます。ウインドサーファーもあがったみたいですし。」などとえらそうに。とにかくカヤックを水に漬けてみたかったので、岸の近くでうろうろしようと思い、子供達とせっせと運びます。結局、風と戦いながら約４０分、結構遠くまでいっちゃいました。感想、難しい。腰が痛い。ちょっと怖い。けど最高！明日の朝は５時に起きて、朝の湖を楽しもう！と長男と約束。それから子供達は新しいお友達とずーと遊んでました。挙句には、お友達家族の楽しい花火にまでお邪魔する始末。ほとんど食事の時しかサイトに帰ってきません。

　翌朝は５：３０に起きて、早速長男と２人静まり返ったキャンプ場内をカヤック担ぎ出動です。天気も回復し、湖の真ん中あたりまで気持ち良く漕いで行きます。ただ、ただ、水を掻き分ける音と陸から聞こえる鳥の鳴き声、時折魚が跳ねる音、思い描いていた情景です。しかしながら朝日が熱いと感じ出した頃、長男が昨日出来た友達と遊びたくなったのか、帰りたがったので残念ながら帰港します。１１時のチェックアウトまで子供達はお友達と、パパとママは撤収しながらのんびりと過ごしました。帰りに綺麗な富士山見たさに「なるさわ」に寄りましたが、上の方はすっぽりと雲の中でした。５合目まで行きたがったママでしたが、イーグルで富士山は恐ろしい挑戦なので「なるさわ」でお昼を食べ、河口湖へ。「ハーブ祭り」というのが開催されていて、道路が非常に混んでいましたが、我が家も散策しその後帰宅です。
　夏休みの予定は、今回のカヤックに乗ってから決めようと思っていましたが、どうやらカヤックの乗れる湖に行きたくなりました。安い分、華奢な感じですが、今の私には充分のようです。